アグロフォレストリーは、農業（Agriculture）と林業(Forestry)を組み合わせた造語。
樹木を植え、森を管理しながら、そのあいだの土地で農作物を栽培したり、家畜を飼ったりすることで、森を伐採しないまま農業を行うことをいいます。
近年、熱帯地域途上国の農業戦略として非常に注目を集めています。
もともと日本では、林業と農業はかなり近しい関係であったといいます。
江戸時代からある苗木が大きくなるまでの間、マメやイモ、麦などを作る「木場作」などはまさに、『アグロフォレストリー』の他なりません。
アグロフォレストリーとは、かつての日本の里山のような、人と自然とがいっしょに住めるような環境づくりだと考えます。
