国土の67%が森林に覆われ、その内の40%は一本一本手植えした人工林であることをご存知ですか。
「人工林」は、植林し、育て、伐採して使い、また植えるというサイクルを守ることで、今日まで受け継がれてきました。
しかしここ数年、山主の高齢化、担い手不足から伐っても植えない山が増えています。
近年の自然環境の変化を合わせて考えると、山主も植えることの責任、植えないことの責任が問われる時代となったのです。
一方で「天然林」は、伐採など人の手が加わっても、自然の力で維持されている森林のことを言います。
人工林が様々な要因(担い手、コスト、山主の無関心)で手入れがされず、荒れてしまった山を少しづつ天然林へと導くことも山の未来につながると私たちは考えています。