Artificial forest , Natural forest人工林と天然林

国土の67%が森林に覆われ、その内の40%は一本一本手植えした人工林であることをご存知ですか。
「人工林」は、植林し、育て、伐採して使い、また植えるというサイクルを守ることで、今日まで受け継がれてきました。

しかしここ数年、山主の高齢化、担い手不足から伐っても植えない山が増えています。
近年の自然環境の変化を合わせて考えると、山主も植えることの責任、植えないことの責任が問われる時代となったのです。

一方で「天然林」は、伐採など人の手が加わっても、自然の力で維持されている森林のことを言います。
人工林が様々な要因(担い手、コスト、山主の無関心)で手入れがされず、荒れてしまった山を少しづつ天然林へと導くことも山の未来につながると私たちは考えています。


Logging and Planting木を伐り、木を植える

林業では、「人工林」で成長した木を伐り、木材と利用する伐採などの作業を「素材生産」と呼びます。

木を伐り、木を植える

私たちが、このサイクルを守ることで、人工林は水を育み、私たちの暮らしを守る力を発揮します。
私たちは、子や孫が豊かに暮らせるようにと先人たちが植えて育ててくれたことに感謝し、その木々を大切に利用する林業を目指しています。


Mountain god山の神

山の神とは、山に宿る神の総称で、山で働く人にとっての山を守り神として敬われています。

ここ、熊本では毎年1/16、5/16、9/16は山の神が木の数を数えて歩くとされているため、山での仕事を行わないという林業関係者の習慣が残っています。

自然に感謝し寄り添って仕事をする私たちも、この日はお祓い、お神酒をあげて無事に過ごせたことを感謝し、今後の安全を祈願する日としています。


森を育てる「造林」「育林」「木材生産」、
森林の維持管理など承ります

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